マイクロソフトは20日、6月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)として公開された「MS08-030」について、Windows XP用の修正パッチについては脆弱性対策が不十分だったとして、修正パッチの新バージョンの配布を開始した。
マイクロソフトでは、6月11日に公開したBluetoothに関する脆弱性を修正する「MS08-030」について、Windows XP用(32bit版)の修正パッチについては対策が不十分であるという指摘が専門家からあったとして、これに対処した修正パッチの新バージョンの提供を開始した。
影響があるのはWindows XPの32bit版のみで、Windows XP 64bit版やWindows Vistaなどについては、11日に公開された当初の修正パッチのままで問題ない。影響を受ける環境に対しては、Windows Updateなどで新バージョンが提供される。
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■URL
MS08-030
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-030.mspx
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( 三柳英樹 )
2008/06/20 14:57
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